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派遣について


Yahoo!ニュース - 派遣法改正でITエンジニア30万人に迫る危機 (東洋経済オンライン)

 

 

派遣法改正について色々議論されてますが、単純な話、私も結論は規制強化で行くべきだと思っている。

 

かねてから派遣に対して厳しい規制があったのは、紛れも無く労基法6条の中間搾取の禁止から来ているものである。戦前は他人の就業に介してむさぼる輩が居た。その反省を元に作られた法律である。

 

だからこそ、他人の就業に介してマージンを抜く派遣なんてのは、必要性が有る部分に関しては残すべきだとは思うが、基本的に無くていい、というかあってはならない。

 

派遣法賛成の皆様がよく言われるのは、働き方の多様化を良く挙げる。

いや、現実に派遣の求人を見てご覧なさい。コールセンター以外の一般事務みたいな職種はほとんどフルタイムなのだ。働き方の多様化なんて傍ら痛い。現に私も派遣で週3くらいのバイトしようと思ったが、殆どなかった。いやー、探すの大変でしたよ。

 

そして一番気をつけなければならないのは、派遣会社自体が大きくなることである。Too big too failという言葉があるように、大きくなりすぎると、そこで働く労働者を守みたいなエセ大義みたいなのが踊りだし、規制をしたり、廃止をしたりするのが非常に難しくなる。

 

派遣については原則として専門職だけでいい。何も困ることはない。今はインターネットでも手軽に求人することができるので、人を雇い入れるコストは昔よりも格段に少ない。

 

今回の3年以上にする云々であるが、3年も働けば正社員の直雇用で何も問題ないではないか。景気が悪化した場合のことを考えるなら、契約社員でもいいじゃないか。正社員化で経済的に損をするのは派遣会社だけだ。だから派遣会社は3年以上の派遣を進めたがる。

 

派遣会社に力を持たせてはならない。合法的な中間搾取が蔓延れば、戦前の不幸が蘇るだけである。