助成金について

昨年電話営業で少し話をした社長に、高齢者雇用開発特別奨励金という助成金を軽く紹介した。

その社長は65歳以上の高齢者をハローワーク経由で雇い入れて、そろそろ4ヶ月経過しようとしているので、申請書が届いてないか電話しました。

そうすると申請書が届いていない様子。

 

早速助成金センターに電話してみると、助成金の支給番号を聞かれた。しかし、それすら出ていない状態だったので、一旦社長から連絡をしてもらえるかといわれたので、連絡してもらった。

それでも結局なぜ出ないのか、そういったものはわからないと。単にハローワークにリストが上がってきてないから、支給対象にならないんじゃないかという。

 

なんか煮え切らないというか、助成金センターってこういう不親切な点あるんですよね。

 

結局社長に改めて話をしてみると、その高齢者は、働いた経歴がないということで、高齢者雇用開発特別奨励金の要件の、「雇用保険喪失後3年未満である」という要件に該当していないため、助成金の対象外となっているのではないかという話で、納得してもらった。

ここについては去年その社長に伝えていたつもりだった。しかし、甘かった。私はパンフレットを送付して、電話で「支給要件が書いてますので、確認しておいて下さい」と言っていた。そうすると「多分該当すると思います」という返事が返ってきたから、それで安心しきっていた。

ただ、やはり要件などは、「雇用保険資格喪失後」とか、専門用語が並ぶため、わかりにくいのである。それで社長が勘違いすることも大いに有り得る。今回は、私のミスだ。ここもしっかり噛み砕いて説明すべきであった。本人からしっかり話を聞いてくださいと促すべきだったのである。

 

そうして、信用を失ってしまったのであったが、電話の切り際に「別会社で、こういう高齢者の方を雇おうと考えている」と仰っていただいた。

 

若年者とか、トライアルとか、障害者とか、そのへんの助成金を教えてくれと。

 

これは最後のチャンスを与えてくださったと考えていい。今度は絶対にミスは許されない。