読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

労使関係をみて、「政治」というものの本質がわかってきた。

headlines.yahoo.co.jp

 

はっきりいって私には関係ない。どうでもいいのだが、ヤフーコメントに色々気になることが書いてる。そこいらをちょいと批判したい。

 

関東もんのオレだけど、橋下を応援している。 」

維新とは関係無いけど橋下さん応援してる。。。

かなり危なっかしいけど、情熱が有り魅力のある政治家です。
是々非々で自分の考えをはっきり言える、稀有な人材だと思う

 

他人事のコメントが非常に多く、しかもそれに賛同する意見が多いというのに非常に違和感を感じた。

まあ昔の私なら同じように賛同したでしょうが。

 

会社と労働者の利益は相反するもの

よく勘違いしているのが、「あの政治家なら日本を良くしてくれる」と、思う方々のこと。

労使間を実際に現場で見ている私の立場からすると、ブラック企業も、そこで訴えを起こす労働者も、どちらも正しいことをやっているということだ。企業は利益をあげなければ存続できないし、存続できなければ各ステークホルダーに迷惑をかける事となるので、長時間働かせて利益を出すことは正しい。労働者は、ある一定以上の余暇が必要だし、それに合わせて賃金を上げてもらうことが正しい。どちらも正しい。

結局その妥協点として、週40時間労働や、最低賃金があるに過ぎない。それが社会の合意と成り立っているだけなのである。

 

自民党、維新は労働側ではない

おかしいと思うのは、労働者であるにもかかわらず、自民党に票を入れたり、維新を応援するということ。

自民党は見ての通り経団連などの経営側の政党である。維新の労働観というのは、これまで報道等で知られたとおり労組を絶対的に敵対視するような姿勢であり、大勢の労働者の利益とは到底成り得ないものを持っている。

 

 

政治というのはズバリ自分の置かれている立場を認識し、自分の利益になる政党に投票すること。

この辺を勘違いし、自民党に投票する労働者が後を絶たないが、御存知の通りアベノミクスで恩恵を受ける労働者はごく限られている。ほとんどはインフレの影響を受けて、実質賃金が下がっている労働者だろうね。

 

これが政治なのである。政治家が悪いとか屑だとか、そういう話は愚の骨頂である。彼らはほくそ笑んでいるだけ。うるせーな愚民どもが騒ぎやがってと。

 

政治は主体的な行為である。自分の置かれている立場をしっかり認識し、自分の利益を代してくれる政党を見つける。なければ自分で立候補する。それが「政治」なのだ。

 

 

ちなみに古代ギリシャでは、生産活動に従事するものは奴隷であった。奴隷は選挙権を持たなかった。政治を行う時間がないので、選挙権を持ってても意味がなかった。投票率の低さを見ると、大半の労働者は選挙権を持っていないに等しい。現代はその時代とあまり変わるものではない。「みんな選挙に行きましょう!」みたいな標語、私は共感できない。奴隷は選挙に行かなくてもいいのだから。奴隷は生産活動だけを一所懸命するだけでいい。足手まといになるだけだからだ!