とんでも記事で飯を食う阿呆どもをこき下ろす

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

書こうと思っていた記事があったが、偶然目に入った記事があり、目を引いたので書きましょう。

 

■時給1500円になったからといって失敗する確証はない

「もしファストフード店の時給が1500円以上になればマックもロッテリアもモスもすべてのお店がつぶれる。」

そんな確証はどこにもない。筆者は具体的な数字で論拠を示しているわけでもなく、ただ単なる憶測で記事を書いているに過ぎない。憶測で世論を操作するなどというのは愚の骨頂である。「である」のと「であるかもしれない」は全く違うのだ。

 

■ふっかけは交渉の基本中の基本

団体がしたいのは要するに待遇改善であってそれ以上でもそれ以下でもない。勝手な妄想をかき立てているが、大きな裏があるわけでもない。

待遇改善で、時給1500円が獲得目標かどうかは分からない。真の獲得目標は時給1000円かもしれないし、1100円かもしれない。交渉事をやったことのある人間なら簡単にわかるが、敢えて高い金額を提示することにより、交渉を有利に進めるということなのである。筆者は自分で交渉したりとかいう経験がないのだろう。結果は勝つか負けるかわからないが、待遇改善に寄与していただきたいと思う。

 

■外野は黙ってろ

ストライキとか賃上げ要求とか、本来は労働者であれば望むことをすると、必ず叩きに入る外野が出てくる。しかもそいつらも同じ労働者であるという笑い話だ。経営者ならまだしも同じ立場である労働者だろ?お互い様という気持ちはないのだろうか。

労働者であるにもかかわらず、自分だけは特別で経営側の見方をする、そういう人間は自分のことが本当に見えてないただの阿呆としかいいようがない。

 

■結論

労働時間、賃金などに関しては、経済学の理論である需要と供給の理論は通用しない。結論的に、闘争による結果でその水準に落ち着いているにすぎないのである。これは私独自の理論でも何でも無く、歴史を見れば一目瞭然であり、同時にマルクスの理論でもある。

 

こういった方々がオピニオンリーダーみたいに情報発信すると、非常に困る。無知なら無知を認識し、あまり情報発信しないこと。無知なまま情報発信するのは私は絶対に許せない。